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アニメの感想をだらだらと、自己満。

【感想】鉄血のオルフェンズ

この感想はアニメ初心者の今までのガンダム作品を見ていない、鉄華団贔屓のギャラルホルンが嫌いな人間が書いているので偏った感想です。そして馬鹿真面目に語っているので作り手の所為で面白くないと思っている方は読まないでください。平和に過ごしたいだけなので悪しからず。よろしくお願い致します。

一期の時は鉄華団に対して特別贔屓の目では見てませんでした。それどころかどちらかというとギャラルホルン目線で見てたと思います。それがいつからか二期は徐々に鉄華団目線に変わっていきました。これが私は失敗したなと終わった後に思いました。失敗したと思った所で鉄華団目線以外では見れないのですが。鉄華団目線で見るかギャラルホルン目線で見るかでこの話はかなり意見が異なると思ってます。もちろんどちらの目線にならずに見た方が楽しめると思いました。でもキャラが生きすぎていてそうできた人は少なかったんではないかと勝手に思ってます。それが終盤にかけて意見が真っ二つに割れてかなり論争が酷いことになった要因だと思ってます。私はツイッターで感想を読みながら見てたんですが、最終的にこの人と価値観合うなって思った人は絶対分かり合えないと思った人数より遥かに少ないです。それほど難しい話なのだと思いました。

三日月とオルガ

視聴途中これは誰の物語何だろうと分からなくなったときはありますが、全部見ての感想は三日月とオルガの物語だったんだと腑に落ちましたし、監督がモチーフは新撰組(ラジオ談)だという発言もあって納得しました。最初に三日月とオルガの関係が分かってきたときいつか崩壊するのかと思ってました。オルガは結果として鉄華団解散を選んだので(ラスタルには聞き入れてもらえませんでしたが)少なくとも最良の判断が出来てたかといえば違います。それが鉄華団を作ったことなのか(3話)、最短であがろうとしたことなのか(26話)、火星の王の話にのってしまったことなのか(33話)または他の決断の時だったのかは人それぞれだと思います。それを後半三日月はどう思ってたのか、マクギリスとオルガの会話時や後半の作戦会議での三日月はいつも何か考えてる描写があったのが気にかかってましたが、モンタークとして初めて会った18話で罠だと思うかという問いかけに三日月は分かんないよと発言してますからそれからもマクギリスの真意は分からないままだったのか、それとも真意は関係なかったのか。三日月のやりたい事はオルガのやりたい事ですからね。でも作戦失敗してもそれに寄り添うことはせず結果として嘘にしてしまったのは自分の所為だと、この考え方は誰もができることではないと思います。
オルガは三日月といることがプレッシャーにもなっていたし自分の居場所にもなっていたと思います。それは三日月も同じで互いに首を絞めあってる様にも見えたし、でもだからこそ鉄華団を大きくして最後は自分たちが犠牲になったものの(二人は犠牲なんて思ってないでしょうけど)守れたものがあったのだと思います。オルガが退場してそれを知ってからの三日月の行動は感情が大きく乱れてくれた方が変な言い方ですが安心したと思います。三日月はオルガがくれた大切なものがもうここにあったと最後に気づいてましたが、もっと前に自分の中に大切なものが掴めていたから団員の皆に演説出来たのだ思います。三日月とオルガの関係って共依存かと思いきや私が思っている破滅まっしぐらな共依存ではないのかなと初期の頃から思ってました。それはオルガが三日月のことだけを考えていたわけではなくて、鉄華団全員のことを考えていて、三日月にも鉄華団を"俺たち"で守っていくんだと意思表示をしてました。それなら三日月がオルガに対して過剰な執着心を持っているのかと思いきや‥持ってはいるんですけど、オルガが出会った時が自分の生まれた時って思ってるんですから。でも三日月も皆で"一緒に"という考えで根幹の部分は一致してたと思います。思えば最初から大切なものは掴んでいたはずなんです。周りの厳しい状況で気づかなかっただけで。三日月の演説で馬鹿笑いがしたいとオルガが言っていたと、二人だけの会話を持ち出してオルガの意志を伝え、死ぬまで生きて命令を果たせと言ったとき、やっぱり二人は共依存というわけではなかったのかなと思いました。独占欲的なものを感じなかったからだとその時初期の頃からの疑問に気づきました。終わってみれば二人の会話は状況は厳しかったにもかかわらずいつも柔らかい雰囲気だったなあと思い返しました。だからといって二人が違う世界で生きていけるか考えたらまったく想像が付きません。
演説時の三日月の歪んだ目が三日月の精神状態を表してるようで、今までのオルガの言葉や鉄華団という家族の存在があるから三日月は自分のやりたい事を自分で許さなくて、そっちに走ったからといって誰も咎められないのにそうしない三日月に言葉が出ませんでした。そう考えるとオルガも三日月も家族という強い縛りに追い込まれたという考えも出来ます。でも世界から見たら歪な家族だったのかもしれないけどあの過酷な状況で今までの様に暮らしていたら、到底得られなかったであろう大切なものを知った三日月に負の感情なんて最後までみられませんでした。

鉄華団ギャラルホルン

オルガは鉄華団を大きな枠組みで家族としクーデリアが言っていた様にあの過酷な狀況だからこそ生まれた集団なのでしょう。鉄華団は家族だからあそこまで一つになれたし、でも家族だからこそ鉄華団ではいられなくなったんだと思います。タービンズだと名瀬はアミダと共にでしたが、ラフタもアジーも一緒に最後戦えませんでした。名瀬は経営者として線引きが出来てたのだと思いますし、ラフタもアジーもそれ以上入れませんでした。停戦信号を呑んでくれていたら本当に名瀬だけの首で済んだのです。オルガがラスタルに俺の首だけで良いでしょうと言ってましたがそれを許す団員っていませんし、オルガが団員に自分だけが行くということを言い聞かせれるとも思いません。タービンズは企業でしたが鉄華団は家族のままで一企業としては不完全だったのだと思います。鉄華団は全滅の道しかなかったのです。オルガが退場して三日月が綺麗に打たれたことでギャラルホルンとしての鉄華団を滅ぼしたという象徴は得たので生き残りの鉄華団の追求は甘くなりました(ラジオ談)。オルガは三日月の使い所があると言ってましたが翌日の昼に一斉砲撃(ダインスレイブ付き)があるというのをクリュセに向かう前は知らないのでこの作戦が何かわからないけど上手くいってたかは分かりません。
ここから妄想が激しいんですが、鉄華団贔屓の私はラスタルが秩序の番人と言いながらダインスレイブを多用したのは許せないですし、オルガとの通信時に全員生贄だと言って結局虐殺しようとしました。オルガは降伏してるにも関わらず。世界の組織ならなんで法で裁かなかったんだろうと思っていました。これが間違いなんですが‥ギャラルホルンって「武力を以て武力を制す世界平和維持の為の暴力装置」なんですよね。ギャラルホルンは軍事力を一本化し世界を監視しました。暴力に暴力を持っていくのがあの世界だったということです。秩序の番人という解釈がまず根本的に違っていました。この設定をすっかり忘れてたので一方的に暴力振るいやがってとも思いました。冷静になって考えると、一方的ではないですしね。まあそれでもラスタルのやり方は、結局降伏信号を無視したイオクと同じやり方なのだからイオクを責めれないしギャラルホルンは自ら腐った人材を育てていると思いました。鉄華団を滅ぼした象徴なんてオルガが捕まってしまえばそれこそ簡単ですし、得意の情報操作もあるじゃないですか。そうして鉄華団を全員捕まえてしまえばIDの変更もさせずに済んだし、ずっと犯罪者の烙印を押されたままで表舞台、ましてや火星連合議長の傍で働いていることなんてなかったはずだと思ったのです。でも彼らは未来で生きています、犯罪者としてではなく普通の市民として、火星連合議長の近くで働いていて、地球に未来の議員様もいます。
そうなるとラスタルの評価も変わり、ギャラルホルンという組織にいるラスタルは当然のことをしたまででそれ以上でもそれ以下でもない人間だということです。ラスタルはもっと計算高い未来まで考えれている人間だと信じたかったのだと思います。世界の実質的トップの人間がただの組織の人間だったなんて鉄華団が生きるために必死に足掻いてたことに虚しさを感じたくなかったからです。だけど実際はそうでした。でもそうなると最後の戦闘でギャラルホルンの暴力に暴力で返した鉄華団に生き残りが居たことはやはり絶望の中で奪い取った希望だと思います。ギャラルホルンは変わったのではなく、変わらざるを得なかったのだと願望を込めてそう思います。これからは暴力による鎮圧だけが世界平和維持の為の措置でなくなると思います。クーデリアとラスタルは俯瞰的にモノを見れているらしいですが、ラスタルが高過ぎるところに立っていて下まで見えていないように思えます。今まではそれで良かったのだと思います。でもこれからはクーデリアのように上も下も見えるようなところに立つ人間が必要になっていくのだと思います。(ギャラルホルンの解釈がイマイチあっているのか自信がないのでちょっとぶれているところがあるかもしれません。頭があまりよくないのです‥)

クーデリア

終盤希望を探したところクーデリアかトド(まさかのw)しかいないなんて思っていたのですがクーデリアは二期の物語の関わりは夜明けの地平線団の襲撃の護衛で仕事関係になった以外無関係なんですよね。事業提携してるからこっちとしては寂しい気もするけどオルガが共倒れすることはないって言ったのはとても好意的に捉えれたんです。会社の代表になったクーデリアの後ろにはオルガと同じように背負っているものがあってそれを守らなきゃいけなかったんですよね。オルガとクーデリアってビジネス間では対等かもしれないけど最初の立場は少年兵のリーダーとお嬢様なのにお互いの信頼関係で成り立ってて最後の会話も良かったよなーと思うのです‥最終回の未来のクーデリアは生き残りの鉄華団を雇ってくれてますし、会話からもオルガの意志を継いでるのかなあと思いました。

鉄華団とマクギリス

そして誰もがラスボスになるだろうと思っていたマクギリス。終盤マクギリスを無能扱いしていながらまだマクギリスがMAを出すのではないかとかバエルに取り込まれてとかいう予想もあって私は嬉しかったんです。一期の時からマクギリスが一番好きだったので。後出しだから何言っても意味はないのですが、私はマクギリスが裏切る予想が出てる中、二期の初めはそりゃ疑ってましたがいつからか裏切る意味がないと思っていました。でも48話でオルガを間接的に殺したのはマクギリスだと思ったのです。遂に来たかと思いました、三日月が欲しいから。それも結局違ってマクギリスは鉄華団を裏切りませんでした。鉄華団もマクギリスも好きな私にとっては満足のいく関係性でした。でもこの関係って成り立ってなかったですよね。マクギリスが変わって(世間では無能になって)しまったのは阿頼耶識の所為とか脚本の所為とかネタされてますが私の落とし所としては三日月と出会ってしまったからだと思います。もっと慎重に内部から変えていけばよかったのにMAと戦っている三日月を見て「私の迷いの霧を晴らしてくれたのだよ」「バルバトスが、三日月・オーガスが再認識させてくれたよ。真の革命とは腐臭を一掃する鮮烈な風だ。本物の強さだけが世の理を正しい方向へと導く。」(38話)と発言してます。マクギリスの誤算はバエルを錦の御旗として腐ってるギャラルホルンに使おうとしたところ。腐っているのだからバエルが錦の御旗に見えるはずがありません。マクギリスの集めた若い青年将校にはバエルが錦の御旗に見えてたのだから上手くいかないものです。
オルガがマクギリスを殴って腹割っていこうじゃねえかとあそこがオルガの最後の歩み寄りだったと思います。でも結局マクギリスは腹割れなかったよなあと‥だから48話で決別したわけで。でもマクギリスが腹割れないのも今までのマクギリスがそうしたんです。仲間を作れなかったマクギリスは三日月とオルガの関係も鉄華団が家族だということも理解できなかったのだから。いや48話で理解して自分には出来ない生き方だと思ったから、の方が正しいのでしょうか。本当に三日月とオルガはお互いに出会ったことは不幸中の幸いだったのではとマクギリスを見ると思うのです。鉄華団とマクギリスの関係がもう少し前に出来ていてお互いがどういう存在なのかわかっていればどうにかなったのではないかというのが拭いきれないでずっと残っています。私はマクギリスとガエリオの関係よりマクギリスと鉄華団の関係がとても好きでした。
正直マクギリスが無能扱いされた終盤、最終回終わって脚本の所為で終わらせれたらどれだけ簡単だったか、誰かの所為にしてもそれは自分の落とし所ではなくて意味がないと思ってますし、作り手を批判する要素が私にはありませんでした。マクギリスのことはどうしていいか分からず咀嚼してなかったのですが鉄血が終わってしばらく経つのに(現在4.14.)こりゃしんどいものです。涙が出るw

マクギリスとガエリオ

ここからのガエリオの解釈は偏っているのでガエリオが好きな方は読まないでください。ガエリオは一期のとき好きでした。マクギリスとガエリオが好きだからギャラルホルンが好きだったんですよね。ガエリオが好きな理由はマクギリスの横で悪い顔してたからです。いかにも権力者という感じで清々しかったです。ガエリオは鉄血唯一の常識人だから人気なんだと言われてましたが一期の時点で常識人かは考えたことがありませんでした。そして25話でマクギリスに殺されかけたガエリオには同情しませんでした。物語として楽しかったからなのか比較するとマクギリスの方が好きだったからか、この頃はまだ深く考えてなかったので覚えてませんがたぶんそんな感じです。
49話でマクギリスがガエリオのことを一斎見ていなかったのとても私の好きなところです。私はガエリオの気持ち全然わかってないなって思うところは沢山ありますが、マクギリス「そうだガエリオもっとお前の力を見せろ。見ろ。純粋な力だけが輝きを放つ舞台にヤツらは圧倒されている。お前が力を見せることで俺の正しさは更に証明される」ガエリオ「違う。これはお前の信じる力とは違うものだ。アイン頼む、届けさせてくれ。一人ではないこの戦い」(49話)マクギリスの信じる力とは違うって阿頼耶識と擬似阿頼耶識が違う意味ってことですか?擬似阿頼耶識はアインの脳を使ってるから非人道的な阿頼耶識とは違うということですか?これをガエリオとアインの深い絆と取るのか恐怖の方が増すのかで相反するところだと思うのですが、私は恐怖の方が勝りました。これでガエリオがアインの生前思っていた上官の仇を打ちに鉄華団に目が向いていれば理解はできます。鉄華団もマクギリスの犠牲だという考えだったのでしょうか。私はガエリオが誰かの為になんて考えず自分の為にマクギリスと向き合って欲しかったのだと思います。
この一見壮大な争い事はただの喧嘩でした。ただの喧嘩だけれども死人は出てるのでこの一連の被害者は沢山いますがアルミリアが一番背負ってしまったなと思うのです。アルミリアの周りに救いの手を出せる人って今のところいないと思います。ガエリオは最終回での未来の姿は車椅子生活でなんだか晴れやかな表情です。ガエリオとマクギリスが戦った49話で二人の関係が綺麗に終わったと私は思えなかったのですが、彼はマクギリスが自分を"見ていた"ということがわかったので良かったのでしょうか。正直最終回の未来のガエリオはマクギリスの過去を暴露されたことも、親友の名前の付いた事件が未来に語り継がれたことも、妹が苦しんでいることも全部投げ出しているように見えました。少しでも気にしていれば最終回の未来で思い出すことがあったはずです。そこに何か思うことがあるのならそのだれもが欲してる権力を使って未来でも闘ってるはずです。MSがなくても闘えることはあります。だから「あいつをもっと早く理解していれば」と言われてもしっくりはきませんでした。彼もまた何も変わらない人間だったと私の目から見えました。
ガエリオに対して酷いことを言っていますが終盤、最終回直後はもっとガエリオに対して色んな感情がありました。少し時間が経ったのでガエリオに寄って物事を考えるのなら世界の秩序の番人の中でも最高権威を持っている中の暮らしでマクギリスがイズナリオのところに来るまでの生活やイズナリオとの生活を想像しろと言われる方が無理な話です。ガエリオにとったらマクギリスがセブンスターズ一家門に来てなかったら最終回の未来のような生活はしていなかったと思います。ガエリオはマクギリスに人生を狂わされたのです。ガエリオも腐ったギャラルホルンが育てた被害者の一人だと思います。でもだからこそ、そういう人間が隣にいた重い過去を持った人間のことを理解して未来にそうならないように彼が努力して背負って欲しかったしガエリオはそう出来る人間だと私は望んでいたのだと思います。ガエリオに救いを求めてたのかもしれません。だけど彼は視野の狭い人間でした。私が思っていたのと真逆の結果だったのでやはりガエリオを好意的な目で見れることはないと思います。私はガエリオのことをこれくらいのことしか考えれません。
幸せに本物と偽物があるのかとマクギリスは訪ねてましたが‥マクギリスの奥底にあった感情をマクギリスがすべて許してガエリオやカルタに目を背けずに揺らいだまま身を任せ、現体制のままのギャラルホルンに身を置くなり、ガエリオやカルタと共に改革するなりの選択をしたならマクギリスは本当の幸せというものを掴んでいたかというのは、これまた真っ二つに割れるような選択だと思います。ガエリオやカルタと共に革命を慎重に起こしたとして成功するのかも私としては疑問なところもありますが‥一民間組織の鉄華団に心を持っていかれたマクギリスはあの辺がもう限界だったのかもしれません。鉄華団が進み続けることで選択肢が狭まっていってしまったようにマクギリスも多くの選択肢があるようで実際はその道しかなかったようにも見えます。
マクギリスの話をすれば救いはないしスッキリした到着点はないしずっと固まった何かが残るんだろうと思います。でもその一方で彼は好き勝手に振舞ってましたが、自分で自分を救おうとしてたかのように見えて、それは人との接し方に表れていました。自分の過去を盾にするようなことがなかったことや、本音は言わないかもしれないけど嘘は付いてないと信じれるところが魅力的に私には映りました。それが鉄血のオルフェンズのマクギリスというキャラクターだったというのが私なりの落とし所です。

語りつくせない

もっと語れることっていっぱいあるのですが最終回迎えて咀嚼が難しかったことを敢えて選んで書いてみました。ライドや昭弘やタービンズのことも話したいですがこの辺は皆さん意見が割と一致したところなのではないでしょうか。大好きになればなるほどしんどさも増しました。ノーマークだったシノとヤマギであんなに泣くとも思わなかったし、石動を裏切り枠だと思っていたことをこんなに後悔するとも思いませんでした。女子キャラに普段目がいかない私ですがクー様もラフタもアジーも大好きなキャラになったし、チャドも好きなキャラで彼も沢山背負ってしまったけど未来に生きていてくれてうれしいです。敵側のヤマジン・トーカはもっと頭のネジの外れたキャラだと期待したんですがそういうわけでもなかったですね。敵側で一番好きなのはカルタさんでした。MSはグリムゲルデが一番好きです。
リアルタイムで見ていると色んな意見が読めて自分がどこから物語を見ているのか、あんなところから物語を見ている人もいるのかと気づくことが山のようにありました。誰の目線で物語を追っていたのか、物語の捉え方の一つとっても感想が違ってました。鉄血は自分の中にある最高に好みな部分も絶対に許容できない部分も両方あって、どちらをとるのかで苦しんでる方が多いような印象もありました。でも勝手に好きになったのも勝手に許せないと感じたのも自分です。許容できないことに関して考えても自分の根幹の部分のことなので許容できるようにはならないと思います。作品も作り手の声も演者の声も全て肯定しないといけないなんて考えたことはありません。だからと言って気に入らないことを声に出す必要もないと思ってます。作品を楽しむ上で、作り手の話が好きだったり演者の話が好きだったりは人それぞれで、読むも聴くも取捨選択できることです。それをあたかも勝手に聞かされたみたいな被害者のような意見や解釈が違うことに関して暴言が出るのが不思議です。作り手と意見が合わないことは最終回まで沢山の発言があったのだからいい加減合うか合わないかは判断できるはずです。それでも読んで負の感情が湧き上がるのは自分の責任だと思いますし、その楽しみ方は自分には合わないと気付くべきです。全て受け入れようとするから辛いのだと思います。
私は今回、自分の落とし所を見つけたいから整理するために感想を書きたいと思いました。一番はマクギリスに関しての落とし所を見つけたかったからなのですが、それにはガエリオのことを考えなくてはいけなくて私はガエリオのことは許容外なのでこの感想を書くまで封印していました。結局マクギリスの落とし所は見つけたけど、ガエリオのことは考えても分からないままなので刺々しい文章だと思います。ガエリオより許容できないキャラや出来事はまだあります。でも話題には出す必要はないと思ってます。話題にできないキャラや出来事があっても鉄血のオルフェンズが好きです。全て受け入れてないことに他人から見たらそれって好きって言わないのではないかと思う人もいると思います。でも不満を撒き散らしながら愛情故だからと言われる方もいてそれがとても怖いです。
私は作り手と考えが完全一致出来るなんて思ったことなくて考えが重なるところがあれば嬉しいと思ってきました。私も今回、作り手のメッセージと私が抱いた感想ってたぶん全然違うのですが、そういう考えあったのだと一意見としてサラッと聞き流すくらいでした。そもそも語る視点が違うので考えが違うのは当たり前だと思ったからです。作り手の意図より、自分がどう感じたかの方がよっぽど重要視していました。だから鉄華団もマクギリスも無駄な戦いをした訳ではないと言うし、ギャラルホルンが完全勝利した訳ではないと読む人にとってはただの言い訳に聞こえるような感想を持っていると思います。でも全話観て、本当に思った感想です。鉄血は答えが明確になくて自分で見つけるしかなくて、見つけたとしてスッキリするものかはまた別な話でそれが鉄血のオルフェンズでそこが魅力な物語だと思います。私はこの物語を、色んな感情含めて大好きで大切な作品になりました。